オブザベーション

少し前、とある講習会に参加させて頂いた時に伺った話です。

ワールドカップクラスの選手になると、50手にも及ぶルートのホールド配置を記憶するのに必要な時間は1~2分。残りの時間はムーブをイメージし、実際の登っている感覚を脳に刻んでいく。
イメージが鮮明なので、腕が熱くなることもあり、どこが自分にとって核心か?どこで落ちるか?という事もある程度わかる。
だから下部では、出来るだけ省エネなムーブを選択する事ができるし、勝負所ではクリップを諦めて数手伸ばす事もできる。
これが、パンプしてしまってから判断したのでは遅い。勝負所の1手が止まらなかったり、出せなかったりする大きな原因だ。

リードの場合はオブザベーションタイムは通常6分。
この6分の間に、配置を記憶し、ムーブを組み立て、クリップポイント、レストポイント、違反しそうな場所を探し、登りのイメージを脳に焼き付けていくという、膨大な作業をしなくてはなりません。

ボルダーのローテーションピリオドの場合は、オブザベーションタイムはありません。
5分の競技時間の中で、オブザベーションにかかる時間が長くなると、その分アテンプトできる回数が減ります。
もちろん、オブザベーションがおろそかになると、アテンプトに成功しにくくなります。

オブザベーションを直訳すると「観察」(対象の実態を知るために注意深く見ること。)
オブザベーション能力を高める為に、まず第一に必要なことは「見る」事。
「見えている」事と「見る」事は違います。

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